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中退者の約2割が新型コロナウイルス感染症が影響と回答、増加傾向に【ジェイック調査】

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2021/11/16 17:00

 ジェイックは、同社が運営する中退者向け就職支援サービス「セカンドカレッジ」受講生を対象に実施した、新型コロナウイルス感染症の影響に関する調査結果を11月15日に発表した。同調査は、7月1日~10月31日の期間に行われ、113名から回答を得ている。

 調査対象者に、新型コロナウイルス感染症がなければ、中退していなかったと思うかを尋ねたところ、「思う」という回答が18.2%と、文部科学省が2月に行った調査の結果(約4.8%)と比較して、約4倍となった。この結果は、同社に登録する中退者に「経済的な影響でやむを得ず中退したが、早めの就職を考えている」という人が多いという可能性が考えられる。なお、4~6月に実施した同様の調査では、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けた」という中退者が13.2%だったことから、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている学生が増加傾向にあるともいえる。

 新型コロナウイルス感染症による具体的な影響としては、「入った瞬間からすべてオンラインで、学校に行くことがなかった」「まず大学が実験なども含めリモート授業になってしまい『授業を受けている』実感が湧かなくなった」「コロナで授業形式がガラッと変わり入学式もなくなり、普段ならわからないことがあれば聞ける友達がおらず、ずっと1人だった」といった回答が寄せられている。

 過去に同社が行った、アンケート調査の結果をもとに、留年経験の推移について分析したところ、2019年・2020年・2021年それぞれ7~10月について、いずれの年も中退者に占める留年経験者の割合が半数を超えていた。また、各年同時期の留年経験者は増加傾向にあり、2019年と2021年での差は5.0ポイントとなり、中退者からは「授業がオンラインになったことによって、ついていけなくなった」「周囲に相談できず、単位が取れなかった」といった回答が寄せられていることからも、新型コロナ禍の大学生活と留年との関係性が考えられる。

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