インタークエストの予約システム「リザベーション・エンジン」が、日本事務器の提供するクラウド型の大学図書館情報システム「ネオシリウス・クラウド」のオプションに採用され、12月1日に提供が開始された。
「ネオシリウス・クラウド」は、オンプレミス型(サーバ導入型)の大学図書館情報システム「ネオシリウス」の機能はそのままに、アプリケーション、運用サポートをクラウド型で提供するサービス。
OPAC(Online Public Access Catalog)、MyLibrary、Emailサービスといった学生・教員向けサービス、資料の受発注、目録データ管理、予算管理、貸出カウンター業務、ILL(Inter Library Loan)といった業務機能を標準で搭載している。
今回の「リザベーション・エンジン」の採用によって利用者は、図書館施設に設けられたラーニング・コモンズスペース(自習室や練習室など)、備品(パソコンやプレゼンテーション設備など)を、24時間365日いずれも、利用端末を問わずインターネットから予約状況照会、予約受付ができるようになる。こういった利便性の向上によって、 能動的な学習「アクティブ・ラーニング」の活性化を目指す。
さらに今後は、「ネオシリウス・クラウド」との連携による、シングルサインオンでの予約システム構築も予定している。
【関連リンク】
・インタークエスト
・「リザベーション・エンジン」
・日本事務器
・「ネオシリウス・クラウド」
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