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新型コロナ禍での就職希望の高校生、6割が「就職できるか不安」【ジンジブ調査】

 ジンジブは、同社が7月に開催した高校生向けの合同企業説明会「ジョブドラフトFes」に来場した高校生を対象に実施した、就職活動に関するアンケートの結果を9月3日に発表した。同調査は、7月12日~30日の期間に行われ、1049名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、高校卒業後に就職しようと思っている理由を尋ねたところ(複数回答)、「早く自立したいため」(42.4%)がもっとも多く、「家庭の経済的理由」(22.4%)、「就きたい職業が決まっているため」(17.9%)がそれに続いた。

 「ジョブドラフトFes」への参加理由としては、「先生の勧め」が48%、「学校で知って自主的に来た」34.9%、「学校の授業の一環」が31.1%、「友達に誘われて」が6.4%、「親の勧め」が5%、「Webで知って自主的に来た」が2%となっている。

 「ジョブドラフトFes」に参加して、職場見学や応募したい企業が見つかったかを尋ねた質問では、「見つかった」が61.6%、「見つからなかった」が3.6%、「どちらでもない」が21.4%、「情報収集になった」が13.4%だった。

 職場見学に行く企業数を尋ねたところ、 「まだ決めていない」と回答した555名を除いた494名の回答で「0社」が13.6%、「1社」が25.3%、「2社」が24.7%、「3社」が20%、「4社」が3.8%、「5社以上」が12.6%で、2社以上の職場見学に行くという回答は61.1%と、ミスマッチが起きやすいとされる0~1社より多い。

 職場見学で企業を見るポイントとしては(複数回答)、「会社の雰囲気」(78.5%)が最多で、以下「仕事内容」(65.5%)、「働き方(場所・時間・形態など)」(59.5%)、「条件面(給与・休日・福利厚生など)」(50.3%)、「働いている人」(36.9%)が続いている。

 就職先を選定する際の重要ポイントを尋ねた質問(3つまで)では、「給与」が62.1%、「勤務地」が51.8%、「年間休日」が49.7%、「仕事の内容(職種)」が45.4%、「働く場所の雰囲気」が40.2%、「会社の人間関係」が36.7%だった。

 応募先企業の情報収集する際に、求人票以外で何を見るかを尋ねたところ(複数回答)、「会社のホームページ」が58.4%、「求人サイト」が41.4%、「会社のパンフレット」が31.9%、「会社の採用ページ」が30%となっている。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、進路選択において不安に思っていることとしては、「就職できるかどうか」(61.4%)がもっとも多く、「求人数の減少」(39%)、「希望業界に就職できるか」(29.2%)、「行事・部活の自粛による自己PRに書く内容」(23.6%)、「希望エリアで就職できるか」(19.5%)がそれに続いた。

 就職する上でどんなサポートがほしいかを尋ねた質問(複数回答)では、「自分がどんな職業に向いているか」(53.6%)が最多で、以下「面接の準備」(44.1%)、「自分の将来や目標について」(42.4%)、「就職活動の準備」(29.5%)、「社会にどんな仕事があるか」(28.8%)、「内定後、入社までの相談や準備」(25.2%)、「社会人になってからの相談」(17.6%)、「志望企業の選定」(14%)が続いている。

 応募先を決める際に、誰に相談するかを尋ねたところ(複数回答)、「家族」(80%)、「担任の先生」(65.2%)、「進路の先生」(41.2%)、「友だち」(26.5%)、「近親者(親戚やアルバイト先の先輩)」(9.1%)の順となった。

 就職活動で活用したいツールや参加したいイベントとしては(複数回答)、「求人ナビサイト」(47.4%)がもっとも多く、以下「合同企業説明会」(35.4%)、「インターンシップ」(23.6%)、「進路無料相談」(20.7%)、「社会人講和」(6.1%)が続いている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/6247 2021/09/03 16:30

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