グロービスは、同社が提供するビジネスナレッジの定額制動画学習サービス「グロービス学び放題」が、5周年を迎えたことを記念して、同サービスの個人契約会員を対象に実施した、社会人の学び直し（リスキリング）の現状に関するアンケート調査の結果を、8月5日に発表した。同調査は、6月18日～7月4日の期間に行われ、275名から回答を得ている。
調査対象者に、1週間に「グロービス学び放題」でどれくらい学んでいるかを尋ねたところ、1時間以下が66％を占めた。
「グロービス学び放題」で学習する目的を尋ねた質問（複数回答）では、「できることを増やすため」（67.6％）がもっとも多く、「チーム・組織に貢献するため」（58.9％）が続いており、「出世」（13.1％）や「収入アップ」（12.4％）は15％以下に留まっている。
どんなときに「グロービス学び放題」の動画を見たくなるかを尋ねたところ（複数回答）、「新しい知識／考え方を学びたい時」（81.8％）が最多で、「モチベーションを上げたいとき」(43.6％）がそれに続いた。
どんなときに「グロービス学び放題」での、学びの効果を実感するかを尋ねた質問（複数回答）では、「視野が広くなった時」（76.0％）がもっとも多く、以下「自分で考える力がついた」(51.3％）、「仕事において周囲とのコミュニケーションが円滑になった」(46.2％）が続いている。
「グロービス学び放題」の利用にあたって、特定カテゴリだけではなくビジネスの全体像を学びたいと思うかを尋ねたところ、「はい」が92％に達した。さらに、「はい」と答えた人に、ビジネスの全体像を学ぶ目的を尋ねた質問では、「視座を高めたい」「社会や世の中で起こっていることを理解したい」「他者に貢献したい」「自分の軸を持ちたい」という、4つの傾向がみられた。
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