ヤフーは、行動ビッグデータを分析できるデスクトップリサーチツール「DS.INSIGHT(ディーエス・インサイト)」において、教育・研究機関向けの新プラン「DS.INSIGHT for Academy」を7月14日から提供開始した。
「DS.INSIGHT」は、データ分析に詳しくないユーザーでも、検索データと人流データをもとにさまざまな分析を行えるデスクリサーチツール。企業や自治体・官公庁において、商品開発やマーケティング、シティセールスといった目的で活用されている
今回提供が開始された教育・研究機関向けプランでは、企業向け価格の約半額の月額料金で、教員の指導のもと授業や研究を目的とした用途で活用できる。初期導入費用は13万2千円、月額料金は100ライセンスで5万5千円から。
新プラン提供の背景としては、データをもとに課題解決を行う「データ人材」の重要性が高まったことで大学においてデータサイエンス関連の教育を強化する動きがでていること、またその人材育成に貢献するため、と説明している。
2020年から一部の学部や授業で「DS.INSIGHT」を導入している大正大学では、教員や学生から「データ分析に詳しくなくても直感的に使える」「世間の関心や行動をはかる指標として役立つ」という評価を受けているという。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア