CyberOwlは、同社が運営する塾や習い事に関する総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」が小中高生の子どもを持つ全国の保護者3090名を対象に実施した、「子どもの塾の選び方」に関するアンケート調査の結果を7月2日に発表した。同調査は、4月2日~3日の期間に行われている。
調査対象者に、現在子どもが学習塾に通っているかを尋ねたところ、小学生の約38%、中学生の約59%、高校生の約49%が塾に通っていることがわかった。現在は通っていないが、「通わせたい」と考えている保護者は、小学生で約52%、中学生で約38%、高校生で約39%を占めている。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、通わせる学習塾の基準や選ぶポイントに変化はあったかを尋ねた質問では、約66%が「変わっていない」と回答した。通わせる学習塾の基準や選ぶポイントに変化があったと答えた保護者に、変化したポイントを尋ねたところ、授業を受ける人数や感染症対策、オンラインの重視といった回答が多かった。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、学習塾の選び方や探す手段に変化があったかを尋ねた質問では、約64%が「変わっていない」と答えている。一方で、約22%は「学習塾の選び方や探す手段に変化があった」と答えており、インターネットで探すようになったという保護者が約88%に達した。
学習塾を選ぶ際や検討する際に何を参考にしているかを尋ねたところ(複数回答)、「インターネット検索をした」(約45%)がもっとも多く、「親同士の口コミ」(約36%)がそれに続いている。また、「比較メディアを使ったことがある」と回答した人に、その理由を尋ねた質問では、「たくさんの学習塾を比較できるから」「口コミが載っているから」「キャッシュバックなどお得なキャンペーンをやっているから」「インターネットの方が情報が多くありそうだから」といった回答が寄せられた。
学習塾を検討する際に、インターネット上の口コミを参考にするかを尋ねたところ、約72%が「口コミを参考にする」と答えており、友人や子ども同士の口コミを参考にしているかを尋ねた質問では、約81%が「参考にする」と回答している。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア