ベネッセコーポレーションは、同社が提供する通信教育講座「進研ゼミ 小学講座」が実施した、小学校高学年における「算数に関する学習意識調査」の結果を、6月30日に発表した。同調査は、小学4年生~6年生の保護者618名に対して6月4日~6日、小学生の保護者1236名に対して6月4日~6日および11日~12日、18日~20日の期間に行われている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の影響による休校などで、この1年間に算数のニガテが増えたかを尋ねたところ、「増えた」という回答が64.7%に達した。
この1年間の学習で、子どもの学力にもっとも不安のある教科を尋ねた質問では、「算数」(43.4%)が最多となっている。
算数に関する不安としては、「(休校を補う分)駆け足の学習になったため、子ども自身も理解できていないところがある」「とくに算数はひとつの単元で学ぶべきことにかける授業時間が短い気がする」「親がいないと、難しい問題には自分から取り組もうとしない」といった回答が寄せられた。
これらの結果を受けて、「進研ゼミ 小学講座」では「算数が楽しくなる」オンラインライブ授業を、7月3日、4日、10日、11日に無料開催する。対象は、「進研ゼミ」を受講していない小学3年生~5年生。
オンラインライブ授業では、子どもが自分で考えたくなるよう、講師が問いかけ、子どもたちは「アンサーボタン」で回答する双方向の授業を行う。しっかり考えることが必要なレベルアップ問題も、一緒に頑張る仲間とのコミュニケーションでやる気を高められる。また、夏の特別講師に就任した「チョコレートプラネット先生」が登場する、授業後のお楽しみコンテンツも用意している。
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