みんなのコードとWaffleは、小学校の女性教員向けに特化したプログラミング教育の教員養成プログラム「SteP(Step by step for teacher's programming)」の提供を、6月29日に開始した。
「SteP」は、プログラミング教育において小学校の女性教員の積極的な参画を促進することで、最終的には学校教育における「ITや理系は男性が選択するもの」といったアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)やジェンダーギャップの解消を目指している。なお、同プログラムは、アドビの助成金プログラム「Adobe Employee Community Fund(ECF)」の支援のもと実施される。
「SteP」では、インプットを目的に2日間の研修を行った後に、参加者が所属校にて授業の実践を行い、3学期にその実践内容を参加者同士で共有し合う。
研修では、プログラミング教育に関する知識を習得可能なだけでなく、専門家からジェンダーステレオタイプに関するレクチャーを受けたり、みんなのコードの「プログラミング教育指導教員養成塾」の女性修了生のサポートを受けたり、全国から集まる仲間とのネットワークを構築したりできる。
開催期間は2021年8月~2022年3月のうち3日間で、参加費は無料。開催場所は東京都内を予定しており、オンラインでの参加にも対応する。募集人数は60名で、うち会場での参加は30名程度を予定している。
第1回は8月11日14時~16時30分、第2回は8月12日14時~16時30分で、第3回は2022年1月~3月の予定で日程を調整中。なお、参加者には第2回と第3回の間に、所属校においてプログラミング授業を実践してもらう。
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