グローバルスカイ・エデュケーションは、米アップルの共同創業者であったスティーブ・ウォズニアック氏が開発したプログラミング教育プラットフォーム「Woz ED(ウォズ・エド)」と国内独占パートナーシップを締結し、7月1日からProfessionalプログラムの1つとして提供を開始する。
「Woz ED」は、ウォズニアック氏がシリコンバレーで培った経験やノウハウを活かして、理想的なデジタル教育を具現化したプログラム。
「コーディング」だけでなく、「エンジニアリングとデザインプロセス」「AR/VR」「人工知能」「データサイエンス」と、仕事にも直結する5つのコースを提供し、これからの時代に必須となるデジタルリテラシーを身につけられる。また、STEAM教育の手法を取り入れており、現在アメリカの22州3500校以上の公共教育機関での採用実績がある。
「Woz ED」の学習コースは、プログラミング言語を学習にして使えるようにすることとともに、プログラミングの基礎をしっかり習得することにも重点を置く。実際にプログラムコードを書き、それを動作させることが重要だというウォズニアック氏の意思を尊重し、プログラミング演習では1人に1体のスターターキットを配布し、受講者全員に対して実践的な学習機会を提供する。また、グループワークを通じて、課題解決力を養える。
学習キットには、Raspberry Pi、Sphero Mini、Scratch、3Dプリンタ、Cubelets、Google Cardborardが含まれており、初級者でも取り組みやすく、ハードウェアとソフトウェアを体系的に学ぶことができる。
受講対象は中学生、高校生、大学生、社会人で、受講期間は1週間~半年(短期集中プログラムも可能)。
現在、決定している税別の受講料金は、すべてのデジタル分野の基礎となる、ブロックプログラミングからテキストプログラミングが学べる「CODING」が7万2000円から(90分×6回)、3Dプリンタを活用して現実のモデルを作成し、課題解決を図る「ENGINEERING DESIGN PROCESS」が6万円から(90分×5回)、マーケティングをはじめとするビッグデータの活用方法を学べる「DATA SCIENCE」が12万円から(90分×10回)。
そのほか、受講料金は未定だがAR/VR体験を想像する「AR/VR」と、AIの仕組みを学んで簡単なAIツールを作成し、活用方法を学ぶ「ARTIFICIAL INTELLIGENCE」のカリキュラムも準備されている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア