青少年科学技術振興会 FIRST Japanは、高校生を対象にした世界のSTEM・ロボット競技会「FIRST Global Challenge(以下、FGC)」に参加を希望する高校生チームを、6月19日まで募集している。2021年の大会期間は6月27日~9月18日で、オンラインで開催される。

FGCは、世界各国から代表チームが参加する国際競技会で、毎年190カ国が参加する地球規模の大会。「コミュニケーション」と「協力」を理念としており、代表チームは12週間にわたり、競技会を通じて他国のチームと共同しながらロボットやSTEMに関わるミッションに挑戦する。大会テーマは毎年世界が直面する社会問題が設定され、全チームがミッションへの挑戦を通じて、科学とテクノロジーで世界の課題を解決する体験を行う。
「FGC2021」の大会テーマは「DISCOVER & RECOVER」。新型コロナウイルス感染症によって大きくダメージを受けた世界に発生する諸問題を、STEMの力で解決する方策を探求していく。
大会期間中、参加チームは3つのチャレンジに挑戦する。全チームが大会期間中に開催されるオンラインセッションに定期的に参加してチャレンジ課題に取り組み、チームの活動を積み上げていく。
チームが取り組む3つのチャレンジ
1.ソリューションズ・チャレンジ
大会テーマ「DISCOVER & RECOVER」に沿った、各国や世界が直面する課題解決のためのソリューションを編み出し提案。(ロボットの設計や製作がないため、ロボット製作未経験のチームでも応募可能)
2.キューブサットプロトタイプ・チャレンジ
Arduino基板をベースにしたキットでキューブサット(小型人工衛星)を制作し打ち上げる。キットは大会から支給される。
3.ロボティクス・チャレンジ
REV Robotics社のロボットセットを使い、4つの課題に沿ったロボット・プログラムを設計する。ロボットセットは支給される。
「FGC2021」開催概要
- 活動期間:6月27日~9月18日(12週間)、最後に盛大なアワードセレモニーが開催
- 活動内容:1~3のチャレンジにチームごとに参加
- 参加費:無料
- 活動形態:オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド形式。チームの活動はオンラインと対面で、FGC本部が開催するセッションやトレーニングにはオンラインで参加する。セッションやトレーニングは英語で行われる
募集要項
日本代表チーム編成
今大会では3つのチャレンジがあるため、チャレンジことにチームを募集する。1つのチームが全てのチャレンジを行う形ではなく、各チャレンジを担当するチームを選定し、3つのチームを連合して日本代表チームを編成する。日本代表チーム全体で10~20名程度を想定している。
応募資格
- 高校生4人以上で構成されたチーム。人数に上限はない
- チームメンバーのうち必ず1人は英語を理解し話すことができること(セッションに参加するため)
- チームにメンター1~2人を立てること。メンター資格は18歳以上で高校卒業が要件。必ず1人は英語を理解し話すことができること(技術的な指導ができる必要はなく、登録メンター以外にコーチなどを自由に立てることが可能)
求めるチーム像
- 女性メンバーが参加しているチーム(必須事項ではないが、大会本部の強い推奨による)
- ロボット工学を学ぶことに情熱を持ち、STEAM教育を広めることに協力する意思のあるチーム
- 協力、スポーツマンシップ、コミュニケーション、問題解決の意義を理解し団結力があるチーム
選考フロー
応募期間は5月30日から6月19日まで。書類審査を行い、書類審査を通過したチームは6月22日と23日に行われる面接審査に進む。面接はZoomで行われる。

2019年 ドバイ大会の日本チーム
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