ガールスカウト日本連盟は、「『ジェンダー』に関する女子高校生調査報告書 2020 ~声をつなぐ~」を、5月26日に公開した。同調査は、2020年6月12日~7月14日の期間に行われ、700名(ガールスカウト会員468名、一般232名)から回答を得ている。
調査結果によれば、「女の子だから」という理由で何らかの制限を受けたことがある女子高生は47%に達した。
共学校に通う女子高生の54%が、教員は生徒の性別によって期待・声かけ・態度が異なると感じている。
また、「女子も大学教育を受けることは重要」(96%)、「女子も経済的な自立が必要」(98%)、「男子よりも料理ができたほうがよい」(44%)、「男子よりも理系の能力が低い」(48%)と考えていることが明らかになった。
そのほか、メディアに対する印象では、「メディアで男女が平等に描かれていると感じている」という回答は8%に留まり、78%が「テレビでもっと多くの女子スポーツが放映されるとスポーツをする女の子が増える」と答えている。
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