東京工科大学は、2021年度の新入生を対象に実施した、コミュニケーションツールの利⽤状況などに関するアンケート調査の結果を、5月19日に発表した。同調査は4月に行われ、1480名から回答を得ている。
調査結果によれば、SNSの利用率は「Instagram」(69.9%)が調査開始以来6年連続で増加しており、女子では「Twitter」を上回ってはじめて2位となった。「LINE」は女子ではじめて100%となり、「TikTok」(29.7%)も女子の39.0%が利用している。
連絡手段としては、「LINE」が(98.9%)を占めて6年連続で95%以上となった。2位の「InstagramのDM」は38.3%に増加した一方で、「TwitterのDM」は28.1%に減少している。
通話手段としては、「LINE通話」(91.4%)がもっとも多く、「キャリアの通話」(31.6%)は微減した。ビデオ通話では「Zoom」(3.0%)が前年の3分の1に減少したほか、「LINEビデオ通話」(21.0%)も2019年の水準まで減少している。
動画配信サービスの利用率では、「YouTube」(99%)が6年連続でトップとなっており、「Amazonビデオ」(35.1%)は前年に引き続き拡大、「AbemaTV」(34.7%)をわずかに上回った。また、「TVer」と「Netflix」は女子の人気が高まっており、「ニコニコ動画」(26.1%)は2年連続で減少となっている。
スマートフォンの利用率は、「iPhone」(79.9%)が調査開始以来7年連続で増加し、女子では87.4%に達した。
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