フルノシステムズは、西宮市教育委員会の教育ICT基盤整備において、学習用端末のミラーリングや校内の一斉映像配信に対応する動画伝送アクセスポイント「ACERA(アセラ)1150w」が導入されたことを、5月18日に発表した。
西宮市教育委員会は、校内ネットワークとパソコン端末を組み合わせて手軽に校内放送を実施できる「一斉放送システム」を用いて、全校朝礼や生徒会活動、卒業式などの式典を中継配信で実施し、「密」な環境を避けて集会を開催する体制を整えている。
同社の動画伝送アクセスポイント「ACERA 1150w」を市内の小中学校および特別支援学校、市立高等学校の各教室、職員室、体育館に配備することで、1人1台の学習端末使用を実現する無線LAN環境に加えて「一斉放送システム」による校内放送を各校で実施できる環境を構築した。
「ACERA1150w」は学習端末の画面を大型提示装置にミラーリングできる機能を備えており、動画や静止画をクラス全体で簡単に共有できるほか、オプション追加(専用ライセンスキー+配信アプリ)で「一斉放送システム」を利用できる。西宮市ではこの「一斉放送システム」を、全校朝礼や生徒会活動などの学校行事や入学式・卒業式などの式典、外部の講師を招いた講演会など多くの場面で活用している。
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