黒板・ICT教育機器メーカーのサカワは、ハイブリッド黒板アプリの最新版「Kocri for Cloud」を2021年秋から提供開始する。発売に先駆けて、5月14日までに申し込みを行った教育機関を対象に「3ヶ月無料お試しキャンペーン」を実施する。
ハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」シリーズは、コスト面や機能面で導入しやすさ・操作しやすさに特化した、黒板と電子黒板の長所を兼ね備えたアプリ。黒板にチョークでスラスラ書きながら、端末とプロジェクターを使って動画や画像を黒板に映し出すことができる。
最新版の「Kocri for Cloud」はWebブラウザ上で操作可能で、ネット環境さえあれば端末を問わずどこでも使用できる。UIデザインもより直感的に使えるデザインへ一新された。
また、GIGAスクール構想による児童生徒1人1台端末を最大限活用できる「生徒端末との連携」機能も追加された。これにより、教員の端末で作成したスライドを、ワンタッチで児童生徒の端末と共有することができるようになった。一度共有したスライドは、生徒端末から何度でも振り返ることが可能。授業中だけでなく、持ち帰りで復習を行う際にも活用できる。
さらに、作成したスライドに「選択式」「テキスト自由入力」「お絵かき・画像添付」の問題を直接埋め込むことができる「3つの問題フォーマット」が追加された。「教える」から「問題を出す」「回答を見る」までの一連の流れをスムーズに行うことができ、児童生徒の回答もリアルタイムで集計・分析可能となった。
なお、5月12日~14日に開催される「第12回 教育 総合展(EDIX)東京」の同社ブースにて、「Kocri for Cloud」の授業での活用を想定したデモンストレーションが実施される。「3ヶ月無料お試しキャンペーン」への申し込みも同展示会で実施し、来場が難しい人向けには、Webフォームでの事前申し込みを受け付けている。
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