マイナビは、2022年卒業予定の全国の大学生および大学院生を対象に実施した「マイナビ 2022年卒大学生 活動実態調査(3月)」の結果を、4月7日に発表した。同調査は、3月25日~31日の期間に行われ、6329名(文系男子:1154名、文系女子:2799名、理系男子:1150名、理系女子:1226名)から有効回答を得ている。
2022年卒業予定の大学生・大学院生の、3月末時点での内々定率は前年比1.0ポイント増の21.5%、平均内々定保有社数は前年比0.1社増の1.5社だった。
内々定率をインターンシップの参加有無別でみると、参加経験がある学生の内々定率は27.6%、参加経験がない学生の内々定率は4.3%と、23.3ポイントの差がみられる。また、内々定を保有している学生と未内々定の学生でインターンシップの参加社数を比較すると、内々定を保有している学生は未内々定の学生の2倍以上の活動量があった。
Webでの職場見学・工場見学に関してよい印象を抱いた企業の対応を尋ねたところ、「社員がカメラをもって質疑応答を交えながら社内ツアーを行ってくれたこと」「実際の訪問では入れない場所まで紹介してもらえたこと」といった回答が寄せられている。また、VRを活用した職場見学・工場見学に参加した学生からは、「よりリアルに体感できてよかった」「新鮮だった」「(最新技術を用いていて)成長性がありそう」といった、好印象な意見が多かった。
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