paizaは3月16日、学校向けに2019年8月から無料で提供している「paizaラーニング 学校フリーパス」の累計ユーザー数が345校、3万6752人に達したことを発表した。
直近の1年の実績を比較すると(2021年2月と2020年2月)、累計ユーザー数が1年間で5倍に増加した。特に2020年3月以降の伸びが大きく、コロナ禍でオンライン授業のニーズの高まり/環境整備が進んだことが一因として考えられる。
問合せが多いのは、2022年からプログラミング教育の必修化が始まる高校に加え、大学・専門学校だという。学生への試験目的の導入や部活での利用用途が多く、一部の学校では学年全体で授業カリキュラムとして導入されている。教育委員会の担当者や教員自身が学ぶ目的で利用されることもある。
具体的な導入校としては、中央大学理工学部、日本大学理工学部、東京工科大学、中央情報専門学校、広尾学園中学校・高等学校、灘高等学校、筑波大学附属高等学校を挙げている。
「paizaラーニング」は、PCとブラウザがあれば、特別な環境を構築することなくプログラミング学習を始められるオンラインサービスで、「paizaラーニング 学校フリーパス」では、学校(教員)が申し込むことで、すべての生徒・学生がpaizaラーニングの全講座を、申込日を含む年度(4月~翌3月)の間、無料で利用することができる。新年度に再度申し込むことで、翌年度も引き続き利用することが可能。
対象は、日本国内にある小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、専門学校、大学のほか、paiza株式会社が認めた学校としている。
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