CyberOwlは、同社が運営する塾や習い事に関する総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」が、全国の塾・学習塾、予備校、家庭教師に通う子どもを持つ保護者300名を対象に実施した、学習環境に関するアンケート調査の結果を2月25日に発表した。同調査は、1月27日~2月9日の期間に行われている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による、学力低下の不安があるかを尋ねたところ、「はい」という回答は69%に達した。
新型コロナ禍で、子どもの学習機会を増やしたかを尋ねた質問では、49%の保護者が学習機会を増やしたと答えている。
新型コロナ禍で子どもの学習機会を増やしたと回答した保護者に、どのような学習機会を増やしたかを尋ねたところ、「学習系アプリ」「YouTube」「通信教育・オンライン塾」を挙げた人が多かった。
子どもが通う塾や学校の、オンライン授業の導入状況をみると、塾におけるオンライン授業の導入は36%、学校におけるオンライン授業の導入は5%で、塾のオンライン授業の導入率は学校の約7倍多い。
「塾がオンライン授業を導入している」と回答した保護者を、子どもの学校段階で分けると、「浪人生」(64%)がもっとも多く、「高校生」(46%)がそれに続き、学齢が上がるほどオンライン授業の導入率が高くなる傾向がみられた。
オンライン授業の満足度を尋ねた質問では、「非常に満足」「やや満足」という回答が「高校1年生」(75%)と「高校2年生」(75%)で高かった。
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