スパコロは、小学生の子どもを持つ母親を対象に実施した、「小学生のデジタル教材学習に関する調査」の結果を、2月22日に発表した。
同調査は、2月12日~15日の期間に行われ、3209名から有効回答を得ている。
調査対象者に、興味のある小学生向け学習サービスを尋ねたところ、「学習塾」と「デジタル教材」がほぼ同率(約3割)で並んだ。一方、「オンライン授業」は13.2%に留まっている。
新型コロナ禍で新たに始めた、小学生向け学習サービスを尋ねた質問では、「デジタル教材」(11.4%)がもっとも多かった。
なお、デジタル教材に興味を持つ母親における「デジタル教材」を始めた割合は29.1%となっている。
新型コロナ禍で始めた、デジタル教材サービスの内訳をみると、ベネッセの「チャレンジタッチ」が4割超で最多となり、ジャストシステムの「スマイルゼミ」がこれに続いた。
デジタル教材を利用し始めた理由としては、「コロナで休校が続いたから/授業数が減ったから」(48.5%)、「家から出ずに学習ができるから」(44.7%)が上位を占めている。
デジタル教材学習に興味があるのに始めていない理由を尋ねた質問では、「どのサービスがよいか、よくわからないから」(24.3%)がもっとも多かった。以下「料金が高そうだから」(20.9%)、「子どもが継続できなさそうだから」(17.5%)が続いた。
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