イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ親を対象に実施した「2021年 GIGAスクール構想とマイナンバーカードによる学習管理に関する調査」の結果を、2月9日に発表した。
同調査は、子どもを持つ20~50代の男女252名に対して、1月9日~28日の期間に行われている。
調査対象者に、GIGAスクール構想について知っているかを尋ねたところ、「はい」という回答が約6割に達した。
GIGAスクール構想のうち、内容を理解している施策を尋ねた質問(複数回答)では、「1人1台の学習者用パソコン」がもっとも多く、「ICT教育の強化(プログラミング教育など)」がそれに続いている。
GIGAスクール構想の実現に向けての課題は何だと感じているかを尋ねたところ(複数回答)、「教師や保護者などITリテラシー・スキルの不足」が最多となった。
GIGAスクール構想に期待することを尋ねた質問(複数回答)では、「子どものICT活用能力の強化」「双方向の教育(アクティブラーニングなど)」「学校以外での学習サポート」が上位を占めている。
マイナンバーカードによる学習管理について知っているかを尋ねたところ、知らないと回答した親が8割超に達した。
また、マイナンバーカードによる学習管理を利用したいと思うかを尋ねた質問では、利用意向は約3割に留まっている。
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