学情は、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「就職活動の振り返り」に関する調査結果を、2月5日に発表した。
同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2021」の会員に対して、1月22日~31日の期間に行われ、256名から有効回答を得ている。
調査対象者に、新型コロナ禍の就職活動で苦労したことを尋ねたところ(複数回答)、「説明会・選考が延期・中止になった」(65.6%)がもっとも多かった。「Web説明会・Web面接では企業の雰囲気がわかりにくかった」(42.2%)、「説明会・選考がWebに変更になった」(34.0%)、「企業に訪問する機会がなく不安だった」(31.6%)がそれに続いた。
入社を予定している企業の選考形式を尋ねた質問では、「リアル訪問」(38.3%)が最多で、以下「Web面接と、リアル訪問の両方」(32.4%)、「Web面接」(29.3%)が続いている。
そのほか、2021年卒学生(現4年生)から2022年卒学生(現3年生)へのアドバイスとしては、「リアル開催の合同企業セミナーなどを通して、さまざまな業界・企業を知ってください。やりたいことは、1つの業界でしかできないとは限らないです」「コロナ禍で採用を縮小する企業もあるからこそ、視野を広げたほうが、やりたい仕事に近づけると思います」「コロナ禍では、Web面接が多くなると思います。Web面接では企業の雰囲気をつかみにくいですが、1日に複数の企業の面接を受けることができるといったメリットもあります。ぜひ、Web面接のメリットを活かして、多くの企業の話を聞いてみてください」といった意見が寄せられた。
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