セガは、アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを使ってプログラミング学習ができる教材「ぷよぷよプログラミング」を用いた特別授業を、品川区立清水台小学校で12月17日・18日に開催した。
特別授業は、小学5・6年生の児童32名を対象に、「ぷよぷよプログラミング」を活用した小学校向け教育プログラム(40分×2時限)として行われた。講師は、「ぷよぷよ」シリーズのジャパン・eスポーツ・プロライセンスを保有し、システムエンジニアの経験もあるぴぽにあ選手が担当している。
授業では、実際のゲーム開発と同様の開発環境で「ぷよぷよ」のソースコードを書き写す作業(写経)を通じて、「ぷよ」の落下や左右移動、回転をさせるためのコーディングや、「ぷよ」の背景の色や落下スピードなどパラメータを書換えることでゲームバランスの調整を体験した。
また、6年生の授業では、ぴぽにあ選手による「eスポーツ」プロ選手の仕事についての講演も行われ、児童からの質問にも答えている。
授業を受けた児童からは、「はじめてプログラミングを体験して、楽しいと思った。将来自分でもゲームやアプリのプログラムを作ってみたい」「最初は難しい文字が並んで私にプログラミングができるのか不安に思った。でも、実際には説明書通りにするので、思ったより難しくなかった。だんだんと完成するにつれて、わくわくしました」といった回答が寄せられた。
なお、1月15日には4年生向けの授業を予定している。
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