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「自分は創造力がないと思う」と答えた高校生の63%が小学校高学年から中学生の間で自信を喪失【アドビ調査】

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2020/11/25 16:15

 アドビは、日本の学校に通う高校生を対象に実施した、創造力(クリエイティビティ)に関する意識調査の結果を、11月25日に発表した。

 同調査は、1200名の高校生に対して、創造力への認識、創造力に影響をあたえる要因、活動実態などを調べるために行われている。

 調査対象者に、「創造力」とは何かを尋ねたところ、「自分らしい個性を自由に表現する力」(63%)という回答がもっとも多かった。以下、「芸術性の高いものを生み出す力」(46%)、「何もないところから新しいものを生み出す力」(46%)、「育った環境や努力によって培われるもの」(45%)が続いた。

 創造的だと思う有名人としては、「ピカソ」が1位を獲得し、2位は「野性爆弾くっきー!」、3位は「米津玄師」となっている。

 自身に創造力があるかを尋ねた質問では、55%が「ある」と回答した。

 「自分は創造力がないと思う」人に、創造力に自信をなくした時期を尋ねたところ、「中学生になってから」(37%)が最多で、「小学校4~6年生頃」(26%)を合わせると、自身に創造力がないと思う人の63%が、小学校高学年~中学生の期間に自信を失っている。また、最初は自信があったものの、途中で失ってしまった人では、小学校高学年~中学生の期間に自信を失った人が約80%に達した。

創造力に自信を失った時期

 創造力に自信を持った時期は、小学4年生~中学3年生の期間が多数を占めており、「中学生になってから」(29%)が最多で、「小学校4~6年生頃」(28%)がそれに続いている。

 創造力への自信をなくしたきっかけは、図工や美術など創作系の授業での体験がもっとも多い。一方、創造力に自信を持つきっかけとしては、人と違う個性的なアイデアがほめられたり、図工や美術の授業でほめられたりした体験を挙げる回答が多かった。

 自身の創造力について、「伸ばしたいが、伸ばすのは難しいと思う」「伸ばしたいと思わない」という回答は44%に達した。その理由としては、「才能がないから」「もう手遅れだから」「どうすれば伸びるか分からないから」「伸ばす環境が必要だから」といった意見が寄せられている。

自身の創造力の今後に対する期待

 新型コロナウイルス感染症発生以降の社会において、創造力がこれまでよりも必要になるかを尋ねた質問では、78%が「これまでより必要になると思う」と答えており、とりわけ自身を創造的と思っていない人では73%に達した。

コロナ後の社会における創造力の必要性

 創造力が必要になると思う理由としては、「コロナへの対応に必要」「コロナによって社会が変わろうとしているから」といった意見が多くみられる。

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