学研プラスと日本創発グループの合弁会社、ワン・パブリッシングが運営する小学生・中学生のためのコンテンツポータルサイト「学研キッズネット」は、自宅にいながらパソコンやスマホで体験できる「オンライン工場見学」の特集ページを公開した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、各企業の工場見学が実施困難な状況が続いている。インテージリサーチが小学生から高校生までの子どもを持つ親に実施したアンケートによると、新型コロナウイルスの影響で36.4%が「遠足が中止になった」と回答している。
ものづくりのプロセスを見たり、働く人の声を聞いたりできる「工場見学」は、子どもたちにとって貴重な学びの場であることから、学研キッズネットでは、リアルの代替ではなく、オンラインだからこそ学べるコンテンツを一人でも多くの子どもたちに体験してもらうことで、学びの場を提供し続ける試みだ。
「オンライン工場見学」の特集ページでは、インターネット上に公開されている各社の動画などを厳選して紹介。マウスやタッチ操作で視点を動かして見学できる360°のバーチャル映像や、製品の材料となる魚を海で獲るシーンや、機械の内部で行っていることをアニメで解説するシーンなど、リアルな工場見学では見られない場面も掲載されている。
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