atama plusと駿台予備学校を運営する駿河台学園(以下、駿台)は、今年4月より全国の駿台予備学校にてAI教材「atama+」をカリキュラムに組み入れた既卒生対象の新コースをスタート。その結果、従来コースと比較して大幅な学力向上が確認できたことを9月11日に発表した。この結果を踏まえ、2021年度より駿台予備学校のコースに「atama+」を拡大導入し、全生徒に提供する。
駿台では、生徒のさらなる学力向上を期し、「atama+」による一人ひとりの理解度に合わせた学習と、プロ講師による講義を組み合わせた新コース「徹底サポートコース」を今年4月よりスタートした。同コースでは以下の運用を行っている。
- カリキュラム全体の1/3を「atama+」を活用した演習、2/3をプロ講師による講義とし、相互に連動する設計に
- 新開発の駿台コーチングメソッドによるきめ細やかな学習指導を実施
そして、5月と7月の模試のデータを分析した結果、「徹底サポートコース」在籍生の平均偏差値の上昇幅は、数学(2)で最大の+5.54となった。なお、前年度同レベルコースの在籍生の上昇幅に対しては、数学(2)で2.63ポイント上回る結果となり、理数教科を中心とした教科において、従来のコースに対して大幅な偏差値向上を確認できた。
模試での学力向上実績
- 「5月駿台学力判定模試(標準レベル)」から「7月駿台マーク型模試」の平均偏差値の推移
- 「2020年徹底サポートコース」と、同レベル「2019年ベーシックコース」における理系在籍生それぞれ約200名のデータを分析
- 「2020年徹底サポートコース」は、atama+や学習コーチングを組み込んだ新コースで、数学・物理・化学でatama+を活用、英語は英文法のみで活用
- 「2019年ベーシックコース」は、従来型の講義中心コース
この結果から、来年度より駿台予備学校のコースにて、「atama+」全教科(数学・英語・物理・化学・生物(開発予定))を拡大導入、全生徒に提供することとなった。
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