教育と探究社が展開している、アクティブラーニング型教育カリキュラム「クエストエデュケーション」が、2017年度グッドデザイン賞を受賞した。
「クエストエデュケーション」は、2005年から提供されている、生徒の主体性を育むことを目的としたアクティブラーニング型の教育カリキュラム。単発のキャリア教育プログラムでなく、学校の授業として1年を通して取り組む。知識を覚えるだけの授業とは異なり、現実社会と連動し、生徒自らが感じ、考え、表現していく学習スタイルを実現している。また、生徒や先生へのサポートだけでなく、企業と生徒が学びあうコミュニティのデザインや、インターネット教材「エデュカネット」を活用した教材のデザインによって学校の授業の変革を目指す。
実在する企業や先人の生き方、身近な社会課題をテーマとする3つのカリキュラムを、学校の課題や教育目標に合わせて提供するとともに、生徒の探究のゴールとして「クエストカップ全国大会」を開催する。
グッドデザイン賞の受賞にあたっては、これまで10万人以上が学んだ実績と、単発のプログラムでなく企業と教員が互いに向き合いながら、学校教育にプログラムを溶け込ませていくプロセスが高く評価された。
なお、11月1日から東京ミッドタウン(東京都港区)で開催される「GOODDESIGN EXHIBITION 2017」において、「クエストエデュケーション」が受賞デザインとして紹介される。
【関連リンク】
・教育と探究社
・グッドデザイン賞
・「GOODDESIGN EXHIBITION 2017」
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