アシアルは、プログラミング学習環境「Monaca Education」を茨城県が推進する「プログラミング・エキスパート育成事業」に提供開始することを、8月5日に発表した。
学校におけるプログラミング教育の必修化は、本年度の小学校を皮切りに、中学・高校と学習指導要領の改訂とともに段階的に進められつつある。
一方、茨城県では独自の事業として、2018年から茨城県教育委員会が中心となり、全国トップレベルのプログラミング能力を持つ中学生・高校生を育成するための「プログラミング・エキスパート育成事業」を実施してきた。
昨年度までは、オンライン型のプログラミング教材を使用して、学校外でプログラミングの基礎を学ぶ機会を提供するものだったが、今年度からは学生の身の回りにある課題をプログラミングで解決する作品作りに取り組む。この一環として、Monaca Educationが採用された。参加者は、2020年11月末までの期間中、無料でMonaca Educationを利用できる。
他にもアシアルでは、メンター役の教師や大学生向けの研修会、技術サポートを提供する。
Monaca Educationは、ソフトウェア開発の特別な環境を構築することなく、ウェブブラウザを介したクラウド環境で、スマートフォンアプリを作成しながらプログラミングが学べることが特徴のプログラミング学習環境。
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