キラメックスは、小・中・高校生を対象としたプログラミングスクール「TechAcademyジュニア」の学習教材を無償提供された児童・生徒および保護者約300名を対象に実施した、学習後のアンケート調査の結果を6月4日に発表した。
同社による「TechAcademyジュニア」の学習教材無償提供は、新型コロナウイルス感染症の影響による休校を受けて、児童・生徒の自宅学習を支援すべく、2月28日~5月31日の期間に行われている。
無償提供を受けた児童・生徒の82%が、「TechAcademyジュニア」の教材によるプログラミング学習を「楽しかった」と回答した。
同教材を通じて、どのような学びがあったかを尋ねた質問では、「Scratchの基本的な使い方」という回答がもっとも多く、「プログラミングの考え方」「うまくいかないことの原因を考えて行動する姿勢」といった意見も多くみられる。
学習後の変化としては、多い順から「プログラミングに興味をもつようになった」「家族間でのコミュニケーションが増えた」「自宅での学習時間が総合的に増えた」という回答が上位を占めた。
プログラミングをオンラインで学ぶことに「不安があった」という119名に、学習後の変化を尋ねたところ、72%がプログラミングをオンラインで学ぶことに対する不安が解消した、と答えている。
保護者に対して、今後子どもをプログラミング教室に通わせたいかを訪ねた質問では、「通わせたい」という意見が56%に達しており、すでにプログラミング教室に通っている児童・生徒を合わせれば、64%の保護者が今後も子どもにプログラミングを学ばせたいと考えていることがわかった。
今後、子どもにプログラミングを学ばせたいと思う理由としては、「論理的思考力が身につくなど、他の教科学習にもプラスになりそうだから」という意見がもっとも多く、「子どもが将来働く上で必要となっていくから」「子ども自身が習いたいと言ってきたら環境を用意する」といった回答も多く寄せられている。
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