すららネットは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にともなう休校延長を受けて、小中高等学校を対象にした「すらら」のID無償提供を、5月6日まで延長する。また、新たに希望する学校へのID無償提供を行う。
「すらら」のID無償提供は、当初3月31日までを予定しており、期間中に計100校にIDを無償提供した。さらに、学習塾や放課後等デイサービスにもID無償提供を呼びかけており、新たに10万名以上の児童・生徒に「すらら」IDを提供している。
すでに「すらら」を導入している学校からは、今回の休校に際し「『すらら』のIDを全員が持っているので、休校中の家庭学習の課題を混乱なく配信することができた」「リアルタイムモニター(生徒一人ひとりのログイン状況をリアルタイムに確認できる機能)を使って生徒の学習状況を確認したり、メッセージ機能(先生から学習中の生徒に一括や個別にメッセージを送信できる機能)を使って休校中で顔が見えない中でも生徒に励ましの声掛けができる」といった声が聞かれた。
今回のID無償提供の期間延長は、休校延長となった学校のみ利用可能で、延長には別途申し込みが必要。また、新たにID無償提供を希望する場合は、学校単位または自治体(教育委員会)単位での申し込みが必要となる。
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