ジェイディーネットが運営する進学塾・予備校にかかわる情報サイト「塾・予備校比較ナビ」は、高校2年生の子どもを持つ母親を対象に実施した「大学入学共通テスト」に関するアンケート調査の結果を、3月18日に発表した。
同調査は、2月の時点で高校2年生の子どもを持つ、35歳~59歳の女性287名を対象に、2月20日~22日の期間に実施されている。
調査対象者に、1月29日に行われた「大学入学共通テスト」の方針発表について知っているかを尋ねたところ、「知っている」と答えたのは52.4%だった。さらに、「知っている」と回答した人に「大学入学共通テスト」で問われる知識、技能といった能力について知っているかを尋ねた質問では、「よく知っている」と答えた人は17.3%で、「ある程度知っている」は39.8%となっている。
一方で、「何となくは知っているが、あまりよくわからない」は36.8%、「全く知らない」は7.0%と、42.8%は「知らない」または「よくわからない」ことが明らかになった。
また、「大学入学共通テスト」の英語の出題内容(リーディング、リスニングなど)については、「よく知っている」が18.0%、「ある程度知っている」は39.1%、「何となくは知っているが、あまりよくわからない」が36.1%、「全く知らない」は6.8%となっている。
英語の「リーディング」と「リスニング」の配点比率については、「よく知っている」が16.5%、「ある程度知っている」が27.8%、「何となくは知っているが、あまりよくわからない」が32.3%、「全く知らない」が23.3%と、55.6%が「全く知らない」または「よくわからない」という結果となった。
現在の受験生の学習環境が、勉強に集中できる環境かどうかを尋ねた質問では、「そう思う」が16.6%、「どちらかというとそう思う」が29.6%だったのに対して、「どちらともいえない」は32.5%、「あまりそう思わない」は14.2%、「そう思わない」は6.5%となっている。
現在の受験生の学習環境を「集中できる環境」と思わない人に、今よりもっと勉強に集中できれば成績があがると思うかを尋ねたところ、「かなりあがると思う」(5.7%)、「あがると思う」(34.3%)、「少しはあがると思う」(48.6%)と、合計で88.6%が「あがると思う」と答えた。
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