ワオ・コーポレーションは、同社が展開する「個別指導Axis」の「ロボットプログラミング講座」の上級講座として、学習キット「KOOV(クーブ)」で「Python(パイソン)」を学べる新講座を、4月より全国450教室で開講する。
「個別指導Axis」は、ソニー・グローバルエデュケーションと共同開発した、オリジナルカリキュラムで学ぶ「ロボットプログラミング講座」を展開している。小学生でもプログラミングを学べることに加え、「KOOV」を使ったロボットの組み立てを通して、空間認識力や創造性を高められる。
「ロボットプログラミング講座」の上級講座では、「KOOV」で2年間プログラミングを学んだ小5年生~中学生が、次のステップとして本格的なプログラミング言語の「Python」に触れ、学習を進めることができる。
カリキュラム、ロボットレシピ、テキストは、同社とソニー・グローバルエデュケーションによる共同開発となり、表現力を広げる新しい電子パーツも各種導入される。
キーボードに慣れていない場合は、従来の「KOOV」と同じマウス操作でプログラミング言語の入力が可能。また、「Python」で作ったプログラムと、従来の「KOOV」のプログラムを相互に変換して比べられるので、分かりやすく学習できる。さらに、プログラムのミスを自動的に教えてくれるデバッグ機能も充実している。
キーボード入力や英語をまだ習っていない小学生でも、テキスト・解説映像により学習のつまずきを防ぐことができる。テキストでは、英語の命令や記号に、すべてカタカナでルビが記載されており、解説映像では、英語の命令の読み方やキーボードの打ち方が説明される。1分間の映像試聴と実習を繰り返すショートレッスン方式で、集中力の持続が可能。
教室での「KOOV」とパソコンの貸し出し、学習をサポートするメンター、自由制作コンテストなどは、従来の「ロボットプログラミング講座」と同様の内容となる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア