モノグサは、同社が提供する記憶定着のための学習アプリ「Monoxer」を、キョーイクホールディングスが展開する医系専門予備校「メディカルラボ」の全校舎に導入する。
「Monoxer」は、AIを活用した記憶定着のためのeラーニングシステム・学習アプリ。先生が覚えてほしい内容を登録するだけで、記憶するための問題が自動で作成され、生徒は作成された問題をスマホやタブレットのアプリで学習できる。また、生徒の習熟度・忘却度に応じて、リアルタイムで出題頻度や問題の難易度が調整されるため、生徒1人ひとりのレベルにあった学習が実現できる。なお、学習状況から生徒が何を記憶しているかが可視化されるため、カリキュラムの作成やコーチングにも生かされる。今回より、医系専門予備校「メディカルラボ」の全校舎で導入される。
メディカルラボは、これまで「プロ講師による1対1の完全個別指導」を強みとして、医学部・歯学部受験の合格実績を積み上げてきた。一方、医学部入試の英語は、自然科学系の論文や医学系の長文の出題頻度が高く、試験に出てくる英単語の偏りや、医学系の意味で使われる特殊な意味や表現があるなど、既存の教材ではカバーしづらいという課題感を持っている。
モノグサとメディカルラボは、「Monoxer」の問題自動生成機能を活用して、私立全31大学医学部の過去8年分と、国公立全51大学・単科医科大学の過去3年分の入試問題を解析。メディカルラボのプロ英語講師が、得られた情報をもとに精査を行い、医学部受験に特化した英語対策教材が「Monoxer」上でリリースされた。これによって、授業時間ではサポートしきれなかった、医学部受験に特化した記憶定着の領域でも、生徒の学習をサポートすることが可能となる。
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