テスティーは、MMD研究所と共同で実施した「2020年1月 小中学生のプログラミング教育に関する意識調査」の結果を、1月15日に発表した。
「2020年1月 小中学生のプログラミング教育に関する意識調査」は、10歳~15歳のスマートフォンを所有する小学生、中学生の男女435名、小学生や中学生の子どもを持つ母親501名を対象に、2019年10月29日~11月13日の期間に実施されている。
スマートフォンを持つ小中学生に、プログラミング教育が必修科目になることを知っているかを尋ねたところ、「知っている」という回答は小学生が51.7%、中学生が55.2%だった。
同じ質問を、小中学生の子どもを持つ母親に尋ねたところ、「知っている」という回答は小学生の母親が73.8%、中学生の母親が66.9%と、子どもよりも認知が高い結果となっている。
プログラミング教育が必修科目になることを「知っている」と回答した小中学生に、どの程度知っているかを尋ねた質問では、「内容を知っている/なんとなく内容を知っている」という回答は小学生が63.3%、中学生が52.8%だった。
同じ質問を、小中学生の子どもを持つ母親に尋ねたところ、「内容を知っている/なんとなく内容を知っている」という回答は小学生の母親が42.8%、中学生の母親が44.8%となっている。
プログラミング教育が必要だと思うか、という質問に対しては、小学生の80.5%、中学生の72.8%が「必要だと思う」と答えたのに対して、「必要だと思わない」という回答は小学生が4.6%、中学生が12.6%だった。また、「プログラミング教育を学んでみたいか」を尋ねた質問では、小学生の83.9%、中学生の76.7%が「学んでみたい」と答えている。
学校以外でプログラミングを学んでいるかを尋ねたところ、小学生の34.5%、中学生の16.9%が「学んでいる」と回答しており、学校以外でプログラミングを学んでいる小中学生は「家族に教えてもらっている」という回答が多かった。
「プログラミング教育を学校以外で学んでいない」と答えた人を対象に、「プログラミング教育を学校以外で学びたいと思うか」を尋ねた質問では、小学生の67.5%、中学生の51.2%が「学校以外でも学びたい」と答えており、小中学生とも「家族に教わりたい」という回答がもっとも多い。
小中学生の母親に、「プログラミングを学校以外でも学ばせたいか」を尋ねたところ、学校以外でも学ばせたいという回答は、小学生の母親では60.2%、中学生の母親では55.2%に達している。
さらに、自身の子どもにパソコンの使い方を教えられるかを尋ねた質問では、小学生の母親の49.2%、中学生の母親の42.0%が「教えることができる」と答えており、子どもに対してパソコンの使い方を教える自信がある母親は5割に満たない結果となった。
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