しくみデザインは、同社が開発・運営するビジュアルプログラミングアプリ「Springin'(スプリンギン)」を使用した、小学生向け創造的プログラミング教育カリキュラムを開発し、小学生に対するプログラミング教育やSTEAM教育を実施している学習塾やプログラミングスクールを対象に、2020年4月に提供を開始する。
「Springin'」は、タッチパネルで絵を描き、その絵に性質を与えたり、絵同士の関係性を定義することで作品が作れる無料のビジュアルプログラミングアプリ。
今回、提供を開始するカリキュラムは、同社がこれまで実施してきた子ども向けプログラミングワークショップや教職員向けのレクチャー、さまざまなプログラミングコンテストの運営といったプログラミング指導経験をベースに、同社が持つコンテンツ制作経験を活かして開発されており、プログラミング的思考だけでなく、創造力を育てて、作りたいものをイメージし、最後まで作りぬく力を身につけることを重視している。
また、「Springin'」の“できるようになるまでが早く、応用範囲が広い”という特徴を活かして、指導者が事前学習にかける時間をできるだけ少なくするよう設計されているので、指導者が理解してから教えるという、従来型のプログラミング授業を脱し、指導者は子どもたちのやる気を引き出すことに注力することが可能になる。
カリキュラムは、低学年から取り組むことができ、高学年なら同じカリキュラムで創造力を育てられるよう設計されている。最短1年で10個の作品を創作することで、「Springin'」のすべての機能やプログラミング的な考え方を学び、創造的な力を身につけられる。さらに、作品を発表したり、投稿したりすることによって、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力の獲得につなげられる。
なお、12月15日・16日には、同カリキュラムの導入相談会を、GMOインターネットグループ社内スペース(東京都渋谷区)にて実施する。開催時間は、12月15日が13時~15時(12時45分開場)、12月16日が16時~18時(15時45分開場)。参加費は無料で、定員は各日10名。参加にあたっては、事前登録が必要。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア