米Knewtonは、学研教育アイ・シー・ティーとの戦略的パートナーとしての業務提携契約の締結を、4月11日に発表した。今回の提携にもとづき、両社は「学研プリントDB」サービスの提供を開始する。
「学研プリントDB」は、Knewtonの最先端のアダプティブ・ラーニング技術を活用して、個別最適化された紙の学習プリントを塾の生徒に提供するサービスで、4月より「自立型個別学習 G-PAPILS」として、算数・数学、英語、理科、社会が販売されている。
「学研プリントDB」によって、塾の講師はこれまで学習プリントの作成にあてていた時間を、生徒の学習意欲向上のための働きかけに向けられるようになり、生徒の学習効果の向上が期待できる。
Knewtonは、「すべての学習者1人ひとりに最適な学習を」をミッションに、2008年に創業されたアダプティブ・ラーニングのリーディングカンパニー。同社のプラットフォームは、学習過程で収拾されるビッグデータを独自のアルゴリズムで解析し、学習者にはリアルタイムに個別最適化された学習ステップを提示するとともに、学習者と指導者、保護者には学習の進捗状況を実績と予測の2つの観点から分析し、目標に対しての学習の現在地を可視化する。
学研教育アイ・シー・ティーは、2014年10月の設立で、学研グループのコンテンツ・システム・ノウハウを集約し、学校、塾や教室、家庭に教育ICTサービスを提供している。
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・Knewton
・学研教育アイ・シー・ティー
・「自立型個別学習 G-PAPILS」
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