岩崎学園 情報科学専門学校は、MathWorksの「MATLAB」「Simulink」プロダクトファミリの「Campus-Wide License」を専門学校として初めて導入することを、10月1日に発表した。
MATLABは、ディープラーニングをはじめとした機械学習やコンピュータビジョン、統計解析、信号処理などの領域において、全世界で200万人以上に使用されているソフトウェア。高度な数理解析や高速計算、複雑なデータの可視化、アルゴリズム開発の効率化、自動化を図り、さまざまな分野の分析に対応可能となっている。
今回、ソフトウェアが導入されることで、世界トップレベルの高等教育機関で標準的となっている研究・教育環境が整えられる。また、システム開発においても、一般的に行われているプロセス単位(開発・設計→テスト→シミュレーション)に区切った学びから、リリースまで一連の流れとしての開発プロセスを効率的に学ぶ環境が提供される。プログラミングだけでなく、システム全体の設計方法を学ぶことが可能になることから、社会で求められる高度なエンジニアの育成が推進される。
さらに、画像処理や信号処理、IoT、AI、ネットワーク、セキュリティなどの学習の理解も深まり、また学生自身がオンライン上で講座を受講することもできるため、学習力の向上だけでなく、世界中の大学や研究機関との共同研究・開発が行えるようになる。
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