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共栄大学、小学生向けにAIを体験的に学習するプログラミング教育を実施

 共栄大学国際経営学部の伊藤大河専任講師が、人工知能(AI)を体験的に学習する授業を8月28日にふじみ野市立東台小学校で行った。

 伊藤講師は情報教育を専門としており、2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育に関する学修支援ツールの開発などを行っている。今回、プログラミング教育に関する校内研修の一環として、ふじみ野市立東台小学校で全学年それぞれに対応した内容の授業を実施した。その中でも6年生の「総合的な学習の時間」では、発展的な内容として「よりよい生活を実現させる人工知能(AI)について学ぼう」をテーマに、児童が1人1台のパソコンとWebカメラを用い、機械学習について体験的に学んだ。

 児童らはまず、自身が考えた「左に動くジェスチャー」と「右に動くジェスチャー」をWebカメラでの撮影によりAIに学習させ、その後にWebカメラの前でそれらのジェスチャーをすることで、画面上に表示された四角形が左右に動作するようにした。児童からは「動いた!」などの歓声が上がり、より正確に動作させるためのジェスチャーを考え、試行錯誤しながら取り組んでいる様子が見られた。その他にも、物体を認識して名称を表示するAIのデモンストレーションを見るなどして、人工知能について学習した。

 児童からは「上手く動かすのは難しかったけど楽しかった」などの感想が得られ、授業後の調査結果では「楽しかった」または「少し楽しかった」という回答が80%に上った。また、人工知能の仕組みについて63%の児童が「興味を持った」または「少し興味を持った」と回答し、人工知能についての勉強に関しても、69%の児童が「これからも勉強してみたい」または「これからも少し勉強してみたい」と、前向きな回答をしていた。

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https://edtechzine.jp/article/detail/2668 2019/09/18 11:30

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