レスポンは、教育機関向けのリアルタイムアンケートシステム「respon(レスポン)」の新バージョンを、8月20日に発表した。提供の開始は2020年4月を予定している。
現在、開発が行われている新バージョンでは、教員が日常的にアクセスするダッシュボード画面において担当するすべての授業における「respon」の提出状況がリアルタイムで表示されるようになるほか、各授業がどれくらい活発かを示す「活性化率(仮称)」をグラフで表示する。
「活性化率」の推移は、授業ごと、または過去の授業・他の授業と比較しながらリアルタイムで把握できるようになる。また、ダッシュボードでは他の教員が授業で「respon」を利用している様子の表示も可能になっている。
アンケートの集計状況をリアルタイム表示する「LIVE画面」には新たにサウンド機能が追加され、提出状況に合わせた音によって、「LIVE画面」をプロジェクタに表示しなくても課題の提出、質問の投稿、出席の確認といった学生のアクションを教室中で共有できるようになる。
ほかにも、アンケートごとに色指定が可能な「テーマカラーセレクト」、活性化率など教員の「respon」の利用状況ランキングをリアルタイムで表示する機能などの搭載を予定している。
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