株式会社COMPASSは、提供する人工知能型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が学校法人共愛学園 共愛学園中学校の指導の一環として採用され、今年6月から利用開始されたことを発表した。
「Qubena(キュビナ)」は、AI(人工知能)を搭載したタブレット教材。生徒の学習中操作ログや計算過程、回答データを分析することで、つまずく原因を特定し、その生徒が解くべき問題へ自動的に誘導することで、効果的・効率的な学習を可能にする。
共愛学園中学校では、理数系科目が重要視される現状を鑑み、個別最適化された学習(アダプティブラーニング)を通して、得意不得意に関わらず数学の基礎学力向上を目的として導入した。
具体的な活用法としては、集団指導の授業において異なる習熟度の生徒に個別に対応できるようになることはもちろん、搭載された数万問の問題から出題範囲や問題の難易度などをカスタマイズして問題集を作成できる「ワークブック」機能を利用し、クラス単位の学習進度や理解度、正答率などをリアルタイムに把握することでクラス全体の課題を解決する授業作りをしたり、生徒が問題を解いている間にコーチング指導をしたりすることができる。
導入対象は共愛学園中学校の1年生103人。
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