清泉女学院中学高等学校とLentranceは、「授業におけるデジタル教科書の効果的活用」をテーマにした実証研究を開始したことを、5月28日に発表した。
「授業におけるデジタル教科書の効果的活用」では、清泉女学院に導入された1人1台のChromebook端末と、学習用ICTプラットフォーム「Lentrance(レントランス)」を用いて、教員と生徒が自身の端末からデジタル教科書を利用する。
実証研究用の現行版デジタル教科書は、東京書籍の協力により同社から提供される。中学3年生、高校1年生を対象に利用を開始し、以後対象学年、対象教科の順次拡大を予定している。また、それにともなって他の教科書出版社、教材出版社の実証研究への協力についても協議を進めていく。
同実証研究によるデジタル教科書を通じて、清泉女学院では生徒を取り巻くICT環境の変化に対応した、生徒指導の研究と実践を進める。また、Lentranceでは教育現場からのフィードバックを受けて、「Lentrance」の使いやすさの向上と実際の授業における必要機能の実装・強化を進め、学習用ICTプラットフォーム製品として進化させていく。
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