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MESHとプログラミングで理科を学ぶ!「Microsoft Education Day 2019」で未来の授業を体験

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2019/05/31 07:00

 2月16日に日本マイクロソフト本社で開催された、体験型教育イベント「Microsoft Education Day 2019 学びのカラフルチョコレート!」。先日公開した第1弾の記事では、企業による出展ブースの様子や、ICT教育を実践する「Microsoft Innovative Educator Expert」の先生方の実践報告の模様を紹介した。今回はイベントの子ども向けワークショップで、1時間半にわたって親子で「未来の授業」を体験したレポートをお届けする。これまでとは異なる新しい授業を経験し、あらためて親として思ったこと、さらに参加した子どもの反応についても紹介していこう。

「Microsoft Education Day 2019」の開催場所となった東京・品川の日本マイクロソフト本社。教育関係者向けのイベントだが、午前中のみ、小学生から参加できるワークショップが開催され、子どもにとってはマイクロソフトの社内を見学できる貴重な機会にもなった。
「Microsoft Education Day 2019」の開催場所となった東京・品川の日本マイクロソフト本社。
教育関係者向けのイベントだが、午前中のみ、小学生から参加できるワークショップが開催され、
子どもにとってはマイクロソフトの社内を見学できる貴重な機会にもなった。

ソニーのMESHを使って理科を学ぶ

 今回体験したのは、島津理化による「MESH 驚きのプログラミングボードを使った未来の授業体験」のワークショップ。ソニーの電子ブロック「MESH」と、島津理化の「プログラミングボード IO-27」を使って、6年生で習う理科の授業を行うというものだ。

 参加したのは小学生の親子のほか、教員や教育関係者など全7組。1組ごとにMESHやプログラミングボードの教材1セットが貸与され、島津理化のスタッフが先生となって、MESHの使い方、プログラミングボードを使った理科の実験を体験し、さらに実験による考察を行った。

今回使用した教材

SONYの電子ブロック「MESH」。動きや人感、明るさ、温度などのセンサーや、ボタン機能、LED機能などを備えた7種類がある。
SONYの電子ブロック「MESH」。
動きや人感、明るさ、温度などのセンサーや、ボタン機能、LED機能などを備えた7種類がある。
小学校の先生と共同開発を行った、島津理化の「プログラミングボード IO-27」。プログラミングボードに回路が組まれているため、MESHを置くだけでMESH内蔵のセンサーがつながって動作する。
小学校の先生と共同開発を行った、島津理化の「プログラミングボード IO-27」。
プログラミングボードに回路が組まれているため、MESHを置くだけでMESH内蔵のセンサーがつながって動作する。
理科の授業などで使用される手回し発電機。手動でハンドルを回して、コンデンサ(蓄電器)に電気を溜める。プログラミングボードに接続すると、蓄電の残量が数値で確認できる。
理科の授業などで使用される手回し発電機。手動でハンドルを回して、コンデンサ(蓄電器)に電気を溜める。
プログラミングボードに接続すると、蓄電の残量が数値で確認できる。
MESHのプログラミングを行うタブレット。 専用アプリをインストールしてMESHの操作を行う。アプリは、Windows/iOS/Androidに対応しており、今回はiPadを使用した。
MESHのプログラミングを行うタブレット。 専用アプリをインストールしてMESHの操作を行う。
アプリは、Windows/iOS/Androidに対応しており、今回はiPadを使用した。

身近なものの仕組みをプログラミングで再現する

 島津理化では、このプログラミングボードを使った理科のプログラミング授業として、導入から実験、発表まで全4時間の授業事例を紹介している。今回のワークショップは主な要素をピックアップし、1時間半に短縮して体験を行った。

プログラミングボードを使った「理科でプログラミング教育」の授業設計

  • 1時間目:MESHの使い方を学ぶ
  • 2時間目:身の回りでプログラミングによって動くものを挙げ、その仕組みをグループで考える
  • 3、4時間目:「プログラミングで電気の有効利用ができるのか」を実験し、考察、発表を行う

 ワークショップでは、1、2時間目の操作や考察をまとめて行い、その後3、4時間目の実験の1つを体験した。

 最初に行ったのは「MESHの使い方」だ。まず、「身近にあるプログラミングで動くもの」として、部屋の電気を例に挙げ、MESHを使ってその仕組みを体験した。

 「ボタン」と「LED」ブロックを使い「ボタンを押すとLEDのMESHが光る」というプログラムを作成する。MESHのプログラム画面で、「ボタン」と「LED」のブロックを選んで、線でつなぐ。すると、MESHのボタンを押すとLEDが点灯するようになる。シンプルで簡単なプログラムだが、自分が作ったプログラム通りに目の前のブロックが動いたことを見て、子どもたちの興味はとたんに高まったようだ。

MESHのプログラミング画面。ブロック型のコマンドをつないでいくビジュアルプログラミングで直感的に操作できる。ただし、文字は漢字が多く、ふりがなもないため、低学年では厳しいと感じた。
MESHのプログラミング画面。ブロック型のコマンドをつないでいくビジュアルプログラミングで直感的に操作できる。
ただし、文字は漢字が多く、ふりがなもないため、低学年では厳しいと感じた。

 小学4年生の息子はScratchなどでビジュアルプログラミングに慣れていたこともあり、すぐに操作を理解し、どんどん進めていく。また、プログラミングの講座などでよくある光景だが、得意な子どもだと先生の示した例だけでは飽き足らず、自分で勝手にブログラムを組んでしまう。授業を行ううえでは、そうした脱線にも注意しなければいけないと感じた。

MESHは単体で5980~6980円と決して安くはないが、非常にコンパクトな電子ブロックで、ワイヤレスのためとても使い勝手がよい。小学生でも取り扱いがしやすく、子どもたちはカラフルなブロックに興味津々だった。
MESHは単体で5980~6980円と決して安くはないが、非常にコンパクトな電子ブロックで、
ワイヤレスのためとても使い勝手がよい。
小学生でも取り扱いがしやすく、子どもたちはカラフルなブロックに興味津々だった。

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著者プロフィール

  • 相川 いずみ(アイカワ イズミ)

    パソコン週刊誌編集部を経て、現在はフリーランスの編集/ライターとして、日本政府広報誌から教育雑誌まで幅広く執筆中。教育分野においては、デジタル育児やICT教育、中学受験などを得意とする。また、親子で学ぶ楽しさを追求する『コド研。』を設立し、親子向けワークショップなどを開催。小学生の息子とともに、最新...

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