福岡大学工学部電子情報工学科の修論・卒論プロジェクトにおいて、ヌーラボが提供しているプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」と、ビジネスチャットツール「Typetalk(タイプトーク)」が活用されている。
福岡大学工学部電子情報工学科メディア工学研究室では、音声・画像を対象とした情報システムの開発をメインテーマに、他学部の研究室と連携しながらさまざまなシステムやアルゴリズムの開発を行っており、「Backlog」は同研究室の卒論・修論プロジェクトと大学院講義の課題管理用に、「Typetalk」はコミュニケーションに使用される。
福岡大学の髙橋伸弥先生、廣重法道先生によれば、「Typetalk」は連絡、議論(確認)、リアルタイムコミュニケーション用、「Backlog」はエビデンスの報告用と使い分けられており、導入前にコミュニケーションのために用いられていたメールは、現在ほとんど使用されていないという。
「Typetalk」と「Backlog」の導入以降、膨大な量の通知メールの削減を実現したほか、手入力による記入漏れや間違いといった問題が解消された。また、ツールに慣れる過程で、報告・連絡・相談のようなビジネスマナーを改めて学生に指導できる、というメリットもある。
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