なお、高校生はチームでの参加、大学生は個人での参加となった。参加高校・大学生は次の通り(敬称略)。
高校生の部
- 品川女子学院 メディア研究会(6名):『ゆりかご戦争』
- 東京都立新宿山吹高等学校(4名):『#不登校オリンピック』
- 東京表現高等学院MIICA(7名):『僕とか、私とか、』
大学生の部
- 東京藝術大学 五十嵐拓也:『月の裏側』
- 武蔵野美術大学 梶川裕太郎:『AGAIN AND AGAIN』
- 武蔵野美術大学 福田百花:『Banana Plantation』
- 多摩美術大学 福邉美波:『良い夢を。』
- 長岡造形大学 清水真美:『MOON COLLECTION』
- 千葉大学 内山桜:『ユーモア』
- 武蔵野美術大学 高松彩花:『dey,drown そまる、おぼれる』
- 京都工芸繊維大学大学院 鈴田克弥:『メガネをなくしました。』
- 東京造形大学 池上美悠:『SILENT OVERFLOW』
- 武蔵野美術大学 ロウジョヨウ:『cage』
行われたコンテストのテーマは「世界を変える映画のポスターをつくる」。架空の映画が作れたとしたら、社会や身近な暮らしをどうよくできるだろうか。そのコンセプトを広く伝えるためのポスターを自由な発想と表現で作成し、3分間の持ち時間で発表が行われた。審査の基準は、独創性、革新性、説得力の3点。
アドビはイベント開催の背景として、「変化の激しい今後の社会を生きる次世代の若者は、機械に真似できないエンジニアリング力(課題解決力)と、クリエイティビティ(創造性)を発揮して、新しい価値を創り出す力を身に着ける必要がある。また、学生時代からデジタルリテラシーを高め、それらの経験を積み重ねることは、社会の様々な場所で活躍できるクリエイター(新しい価値を作り出す人)を育てることにつながる」と説明した。
なお、審査員として、映画監督の山戸結希(やまと・ゆうき)氏、アドビクリエイティブインストラクターの名久井舞子(なくい・まいこ)氏の2名が作品と発表を講評し、イベント全体の司会と進行は、京都造形芸術大学客員教授の酒井博基(さかい・ひろき)氏が務めた。