ソニー・インタラクティブエンタテインメント「toio」3月20日発売、1万6980円(税別)(C)Sony Interactive Entertainment Inc, All rights reserved. Design and specifications are subject to change without notice.
ソニーならではのギミックが詰まったロボットトイ
まず、toioの基本的な構成について解説していこう。toioのハードは、以下の3種類のパーツで構成されている。
【1】toioコア キューブ
toioのメインとなる、キューブ型のロボット。32mm幅と手のひらに載るコンパクトなサイズながら、絶対位置を検出するセンサー、姿勢検出センサー、さらにモーターなどが内蔵されている。基本セットには2台付属し、それぞれが連動した動きや遊びもできる。
工作と組み合わせることができるだけでなく、レゴブロックとも互換性があり、組み立てたレゴブロックを上部にはめ込むことも可能だ。
【2】toioコンソール
キューブの充電が行えるほか、別売りのゲームやコンテンツが入ったカートリッジスロットを備え、コントローラーとなるリングの接続も行えるステーション的存在。中央にモノクロの液晶ディスプレイがあり、キューブとはBluetoothで通信を行う。
【3】toioリング
小さい子どもでもにぎりやすく、片手でも操作できるリング状のコントローラー。方向キーと4つのボタンを備え、ジャイロや加速度センサーを内蔵している。2個セットなので、2人同時プレイや対戦ゲームなどにも対応する。
toioのシンプルながら洗練されたデザインは、ソニーらしいおしゃれな作りと言える。価格は、toioのハードのみが1万6980円(税込)で、専用タイトル「トイオ・コレクション」がセットになった「toioバリューパック」(1万9800円、税込)も数量限定で発売される。
別売の専用タイトルは3月に同時発売
toioと同日に発売される別売の専用タイトルは、以下の3本だ。
「トイオ・コレクション」
おならで相手を飛ばす「スカンクチェイサー」や、自分で自由に遊びを考える「フリームーブ」など、toioならではの機能をフル活用したゲームや遊び全5種類が楽しめるセット。専用のカートリッジをコンソールに挿し込み、同梱のプレイマットを使って遊ぶ。
「工作生物 ゲズンロイド」
紙工作とtoioで、未知の生命体を作り出すことができる工作キット。「ピタゴラスイッチ」の企画を手掛けるユーフラテスが制作している。
「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」
アンプラグドの方法で、専用絵本と紙製の命令カードを使い、プログラミングの基本を遊びながら学べる。「順次」「分岐」「反復」の概念を、キューブロボットを動かすことで身に着けていく。
※いずれも本体は別売。
これらの方向性の異なるユニークな3本のほか、2019年中には「ドライビング」や「謎解きゲーム」(いずれも仮称)などの発売も予定されている。