世界60の国と地域が参加する「WRO(World Robot Olympiad)」は自律型ロボットによる国際的なロボット競技会である。そこでは世界中の子どもたちがロボットを製作し、プログラムにより自動制御する技術を競う。プログラミング教育が注目される以前より、世界共通ルールで実施されていたWRO。本稿ではタイ・チェンマイで行われた国際大会のレポートと、昨年より日本大会でも実施されている競技、「WRO Football(以下、フットボール)」について紹介する。
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八尋 博士(帝塚山中学校・高等学校)(ヤヒロ ヒロシ)
奈良にある帝塚山中学校・高等学校の理科教諭。10年以上前にロボット部を創部し、全国大会に連続出場中。中高生が出場できる3大大会(WRO、FLL、RCJ)すべてにおいて、日本代表として国際大会に出場させている国内唯一の学校(団体)。2018年モントリオールで行われたロボカップジュニアでは世界チャンピ...
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