朝日新聞社は、1940年から80年以上にわたって開催されてきた吹奏楽コンクールなどの大会結果や演奏楽曲、出場団体の情報を検索できる「吹奏楽データベース」を12月16日に公開した。同データベースは、同社が運営する吹奏楽のライブ配信情報サイト「吹奏楽プラス」内で提供され、会員登録不要かつ無料で利用できる。

「吹奏楽データベース」は、同社が全日本吹奏楽連盟とともに主催してきた吹奏楽コンクールの歴史をさかのぼって調べることができるツール。曲名や団体名で検索を行うと、これまでの全日本吹奏楽コンクールにおける演奏記録や団体情報が表示される仕組みとなっている。
現在は全日本吹奏楽コンクールの大会結果など一部の情報掲載にとどまるが、今後は情報を順次拡充する方針だという。具体的には、吹奏楽コンクールの支部大会や県大会のほか、マーチングコンテストやアンサンブルコンテストの情報も追加される予定。
「吹奏楽プラス」では、コンクール出場団体の取り組みを紹介する動画や、指揮者・奏者へのインタビュー、各団体から募集したコンサート情報など、吹奏楽に関する多角的なコンテンツを発信している。
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