熊本市と、2025年6月の「第2期スタートアップ・エコシステム拠点都市」への選定を受け、11月4日に、ふるさと納税による寄付募集を開始した。

これは、熊本から世界に挑戦する大学発スタートアップなどの創出基盤づくりに向け、挑戦意欲や課題解決力を育むアントレプレナーシップ教育の強化が不可欠であるとの認識に基づくものである。今回のモデル事業では、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択され、「半導体集積地のモデル都市構築を先導し、世界中から多様な人材が集まる研究教育大学」になることを掲げている熊本大学と連携し、さらなるアントレプレナーシップ教育の推進を目指す。
集まった寄付金は、以下の活動に活用される。
- 学生起業家応援プロジェクト:アントレプレナー教育プログラム(講師招聘、研修・セミナーなど)や、起業マインドを育む学内ハッカソン・アイデアソン、ビジネスコンテストなどの開催
- 次世代の挑戦の芽を育てる:大学生がメンターとなり、小中高生向けアントレプレナーシップ教育プログラムの企画・運営、地域と大学が連携した「未来の起業家育成イベント」の開催
- グローバルな挑戦への支援:学生の海外インターンシップ、スタートアップ訪問の支援、グローバル・アントレプレナー育成プログラムの実施(英語・異文化対応教育など)
寄付募集期間は11月4日から12月31日までで、目標金額は1000万円。
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