エスシーシーは、青山学院大学 教育人間科学部 教育学科の北澤武教授と共同で開発した、生成AIとの対話により授業を復習し自己説明力を育むサービス「まなりぴ」の学習効果を検証する実証実験を、洗足学園小学校において開始することを、10月30日に発表した。

エスシーシーと青山学院大学の共同研究から生まれた「まなりぴ」は、学習端末上のAIパートナーとの対話を通じて、児童生徒が学習内容を「自分の言葉で説明する」ことを促す授業復習支援サービス。AIパートナーが一人ひとりの理解度に合わせて最適な問いかけを行うことで、知識の受動的なインプットにとどまらず、思考を整理し、自分の言葉で説明するアウトプットの機会を創出する。これにより、学習内容の深い理解と記憶の定着をサポートする。
実証実験では、洗足学園小学校の児童に「まなりぴ」を実際に利用してもらい、その学習効果と教育現場における実用性を検証する。実証期間は11月1日から11月30日までで、対象は洗足学園小学校の5年生(社会・歴史)。検証内容は「同サービスが児童の学習内容の理解度向上に寄与するかの検証」「児童の学習意欲や、主体的な学習態度の醸成に与える影響の評価」「同サービスの教育的効果に関する、教員による評価の検証」の3点。
なお、エスシーシーでは「まなりぴ」の正式リリースに伴い、10月23日から12月19日までの期間限定で、無料トライアル校を募集している。
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