U-22プログラミング・コンテスト実行委員会は、「U-22プログラミング・コンテスト 2025」のエントリー作品から、事前審査を通過して一次審査へ進出した32作品を10月2日に発表した。なおエントリー数は332作品で、個人は116作品、団体は216作品、応募者総数は917名となった。
今回の「U-22プログラミング・コンテスト 2025」エントリー作品では、作品そのものや資料作成に、LLMをはじめとするAIを上手く活用している作品が多い。さらに、若年層がプログラミング言語や通信プロトコルといった、ニッチな分野の作品で応募してきている点が特徴だという。
同コンテストと連携する「AWSデジタル社会実現ツアー2025」にて行われた、「地域創生・社会課題解決AIプログラミングコンテスト 2025」からは、7地域の優秀作品にも応募してもらい、うち3作品が一次審査に進んでいる。
事前審査通過作品は以下の通り。作品紹介は、作品ID/ジャンル/作品名/制作者名/所属学校名の順となっている。
- 019/アート/Fgen/伊藤 碧/早良中学校
- 057/AI/模擬国連スピーチトレーナー/石原 凛久/The American School in Japan
- 086/アート/HRAudioWizard V2/長谷部 優/無し
- 091/その他/Celeritas -sports event web manager/石田 尚幹/香川県立丸亀高等学校
- 098/AI/DAWAI - 次世代のAI統合型ブラウザDAW/日高 陸人/東京大学
- 105/ゲーム/BloomRush/Team_BloomRush/大阪工業大学
- 107/IoT/仮想身体装置「Base Physics Gear(BPG)」/パラレル散歩/苫小牧工業高等専門学校
- 110/ゲーム/SYNCHRO BLADE/上田 陽登/広島修道大学ひろしま協創高等学校
- 118/学習&教育/Pyxis -Client Side Code Editor/石田 尚幹/香川県立丸亀高等学校
- 120/言語/Jsonpiler/森田 晴仁/甲陽学院中学校
- 131/ゲーム/モヒカンの旅 / A Mohawk's Adventure/栗岡 伶成/加藤学園暁秀中学校
- 150/学習&教育/explAIn explAIn開発チーム/HAL大阪
- 192/ゲーム/SkyOut/SUNGCC/専門学校サンテクノカレッジ
- 201/言語/as-macro: as macro(x: i32@rax) {/辻 幹大/立命館高等学校
- 202/ゲーム/まぜるーむ/時間厳守/日本工学院八王子専門学校
- 207/アート/ハッコム/はんころもち/日本工学院八王子専門学校
- 210/ゲーム/王国の守り人/シュクラ タニシュ/ケイ インターナショナルスクール 東京
- 212/言語/nilo/大野 清隆/開智所沢中等教育学校
- 214/AI/WildCatcher/Diego Alonso/HAL東京
- 227/学習&教育/ALTicle/山根 聡展/東京農工大学
- 235/ゲーム/Relic Of Aegis/河合 孝契/静岡県立沼津東高等学校
- 257/ゲーム/UNION/UNIONS/国際情報工科自動車大学校
- 258/コミュニケーション/LLMView/直塚 亘/東京大学
- 297/ユーティリティ/ももタイパー/ももタイパー/東京都立多摩科学技術高等学校
- 303/コミュニケーション/Seedsn/学生混合チームseedsn/群馬大学
- 304/ユーティリティ/FileSherpa AI/AIXplorer Project/茨城工業高等専門学校
- 312/ゲーム/Handlime/BONJORY/京都工芸繊維大学大学院
- 318/ユーティリティ/GakuPay/水野 太陽/奈良女子大学附属中等教育学校
- 327/学習&教育/ハッシュタグ年表/大山 賢三/東京大学大学院
- 329/その他/Nyx-Protocol/小峯 圭也/鹿沼市立北中学校
- 334/ゲーム/ImageNote/Level-3rd/公立はこだて未来大学院
- 335/AI/ホンノバ/ホンノバ/神山まるごと高等専門学校
これら32作品は一次審査で16作品にまで絞り込まれ(一次審査結果の発表は11月上旬を予定)、最終審査会において経済産業大臣賞をはじめとする各賞を決定する。

11月30日にアマゾンウェブサービスジャパンにて開催予定の最終審査会では、制作者本人によるプレゼンテーションが行われ、その模様はYouTubeにて配信される。
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