グリーンリーフ法律事務所は、教育関係者を対象とした無料セミナー「弁護士による学校向け いじめ・保護者対応セミナー」を、8月26日にレイボックホール(さいたま市大宮区)にて開催する。

いじめ防止対策推進法の施行以降も、いじめの認知件数は依然として高水準で推移しており、その対応は学校にとって最重要課題のひとつである。また、保護者からの要求も多様化・複雑化し、教職員が対応に苦慮するケースも少なくない。初期対応の誤りが重大な事態や訴訟リスクに発展する可能性もある中、法的知見に基づいた「組織的な危機管理」の視点を持つことは、児童生徒を守り、教職員の負担を軽減し、学校への信頼を維持するために不可欠となっている。
同セミナーは、複雑化するいじめ問題や保護者とのコミュニケーション、それに伴う法的リスクなど、現代の学校現場が直面する喫緊の課題に対し、具体的な解決策と実践的なノウハウを提供することを目的としている。法律論に終始するのではなく、実際の教育現場で起こりうるケースを基にした具体的なプログラムを用意している。
開催日時は8月26日の13時から16時まで(12時30分開場)で、16時からは事前予約制で希望者のみが参加できる無料相談会を開催する。会場は、レイボックホール(市民会館おおみや)の集会室9。対象は全国の学校法人、教育委員会の管理職および教職員。参加にはフォームから事前申し込みが必要となる。先着順で受け付けており、定員に達し次第締め切りとなる。
プログラムの詳細は次のとおり。
第1部(13時15分):学校における顧問弁護士の活用例のご紹介~実例編~
- 講師:弁護士 遠藤吏恭氏、弁護士 時田剛志氏
第2部(14時10分):いじめ対応、その時「学校」はどう動くべきか?~法的視点から見る組織的危機管理~
- 講師:弁護士 時田剛志氏
第3部(15時25分):まとめ~学校法務に弁護士を取り入れるべき理由~
- 講師:弁護士 権田健一郎氏、弁護士 時田剛志氏
無料相談会(16時): 希望者のみ・事前予約制
- セミナー終了後、法律問題で悩んでいる学校向けに個別の無料相談会を実施
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