COMPASSは、同社が開発・提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が、愛知県半田市の全市立小中学校における指導の一環として正式採用されたことを、5月8日に発表した。

半田市では、教育大綱の基本方針のひとつとして「確かな学力を身につけ、夢や目標に向かって自らを高めようとする人を育成する」ことを掲げ、その中心施策である「ICTの活用を推進」の一環として、2023年より市内の一部小中学校にてキュビナを試験的に利用開始した。2024年4月より、全市立小中学校20校(小学1年生〜中学3年生)の約9000人へ正式採用し、指導の一環として利用されることになった。
今回の導入では、キュビナのAIにより児童生徒のつまずきを把握し、個別最適化された問題を出題する点が評価され、全校採用に至った。また今後は、一人ひとりの課題に合わせた教材準備の効率化を図ることで、教員の働き方改革にも期待を寄せられているという。
キュビナとは、AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて、最適な問題を出題するAI型教材。2021年度に小中学校の5教科対応版をリリース後、2022年9月にはMEXCBTとの連携を行い、学習eポータル+AI型教材として提供を開始した。また、文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題を搭載した「キュビナ教科書×AIコンテンツ」を2023年度よりリリースしている。
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